全国キリスト教学校人権教育セミナー報告

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2004年度 第15回

期間:2004年8月2日(月)〜8月4日(水)   場所:西南学院中学・高等学校

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しょうがい者と共なる生活【第2分科会】

 

レポート1
 大田区立西六郷小学校 片桐 健司
  
 (障害児を普通学校へ・全国連絡会 運営委員)
 人権セミナーに「しょうがい者と共なる生活」分科会ができてから、ずっとこの分科会に参加。
 かつて(30年位前)、受け持ちのクラスに交流で特殊学級から来た男児が「ぼくはもう特殊学級に戻りたくない」と体で宣言。受け容れて3年間普通学級での生活。障害があっても、みんないっしょが大事だということを教えられた。
 以来、自分のクラスに様々な障碍児が入って来るようになり、いろいろな出会いを経験。どんな子でも、みんないっしょが大事ということを確信。
 社会では、福祉やバリアフリーが強調されても、学校が一番バリアが高い。教員の中に障碍児が普通学校にいることがいけないことのような意識がある。それは、学校が、子どもたちの関係よりも能力や学力を重視している現実からきている。
 キリスト教系の学校では、どうでしょうか。テストの点数の高い子から入学を認めているのが現実ではないでしょうか。反対に、例えば知的障碍児を積極的に受け容れている学校があるのでしょうか。イエスは、あらゆる人々を受け容れてきたと思います。
 公立、私立にかかわらずあらゆる子どもたちを受け容れるものとして学校はあるべきではないかということを、今回は問題提起したいと思います。 (レジュメより)

 

レポート2
 日本バプテスト連盟福岡ベタニア村教会主事 水野 英尚(ひでたか)
  1. はじめに 出会い − 重い障害を負う娘の誕生 − 「障害者」とはいったい誰のこと? 「健常者」とは誰なの?
  2. イエスは「障害」者だった!? −弱さの中にある十字架のキリスト− 寺園善基氏「障害者イエス」(『ひびきあういのち』新教出版社から) 予言者としての重い障害を負う人々
  3. 教会は発見する!!−弱さの中にある力によって− 「障害者にされた人」たちから、「健常者にされた人」たちの解放 やかまし村の取り組み バプテスマによる共同体として教会の真の姿
  4. むすび 地域共同体の中の教会の役割 −ケアーすることからリハビリテーション教会を目指して−

感想

 発題者と私以外は、障碍児者に関わったことの無い人たち、合わせて9名の小さな分科会でした。
 障碍者の問題と人権という視点では深める事ができませんでしたが、人権の問題は、「障碍者も含め」という事であって教師が、子どもたち、生徒や学生の立場に立ってゆくという点では共通であった。
 取り立てて、違いを強調するよりも、同じ地平で見る。(当たり前の事が、当たり前であれば差別の問題は無い。)

研修参加者:松井 務

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Revised: 2015/11/11.