全国キリスト教学校人権教育セミナー報告

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2004年度 第15回

期間:2004年8月2日(月)〜8月4日(水)   場所:西南学院中学・高等学校

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@ 人権教育セミナーに期待した事

 知的障碍児教育の意味を人権の立場から明確にする事であった。
 今回のセミナーで、キリスト教の立場に立ち、人権の視点から教育のあるべき姿を求めて努力している教師、具体的な人権侵害の問題に対して戦っている人達、キリスト教学校や教会で人権問題に取り組んでいる牧師、様々な人に出会う事ができた。

 

A 今回学んだ事で特に大切な点

 今平和が脅かされている事(アメリカの力による正義という思想)
 これに呼応して、自衛隊を軍隊にしてゆく小泉首相。
 東京都における「君が代」をめぐる処分や研修の問題。
 子どもたちの心を、どう育もうとしているのか。愛国心の問題。
 力による、強制による教育は、教師の良心や心をねじ曲げ、子どもたちの心も育てる事はできない。

 

B 部落の歴史に学んだこと

 身分制度、差別分断の支配の中でも部落の人々は、連帯し、自分達の生存と生活を守ってきた。寺は、部落の人々の心を繋ぎ命を守った。
 権力は、理不尽な事で、村人の命を奪った。しかし、人々は犠牲となって村を守った5人の若者の墓を作り、語り伝え、現在に至っている。
 このことは、人の命を奪うような勝手(不正)は決して許されない事を私達に教える。また、人の命の重さを具体的に私達に教える。

 

C 朝鮮問題

 日本の行った朝鮮侵略の事実。強制連行と強制労働。その事実を1世の証言を通して聞く事ができた。
 その証言は、戦争がいかに人々に残虐な行為をさせるか。どれだけ罪無い人々の命を奪い、人生を狂わせるか、多くの家族の離散と分断を生み出すか、具体的に知った。
 戦争は終わり、国と国は和解した。しかし、人々の心の傷は癒されない。失ったもの、奪われたものからの告発を止める事はできない。

 

D 平和問題

・国家が人を値踏みするところから平和は脅かされる。
・人の値踏みで障碍者は無価値な者、無用な者とされる。
・平和なくして障碍児教育も障碍者の権利尊重もない。
・人の命の平等性は平和を担保する。

研修参加者:松井 務

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Revised: 2015/11/11.